サイトについて
当サイトの目的
当サイトを開設したのは「海生のエビ幼生の育成に挑戦した軌跡を残しておきたい」という思いからです。自己満足のためのサイトではありますが多少なりとも誰かのお役に立てばと思います。
尚、当サイトは2015年に開設し、2020年に再々開設したものです。
サイト開設から三度目の開設の経緯
マリンアクアリウムを始めたばかりの頃にカクレクマノミやナンヨウハギと一緒に飼っていたスカンクシュリンプが抱卵していることに気づきました。
命が宿ったのだから育ててあげたいと思い、その方法をウェブで調べたのですが、「抱卵することは珍しくないが、孵化した幼生を水槽内で成体にまで育てることはかなり難易度が高い」ということを知りました。
淡水のアクアリウムでポピュラーなビーシュリンプやミナミヌマエビなどは卵から孵化すると既にほぼ親エビと同じ形をしていて比較的簡単に繁殖できるので、当初はそれと同様にさほど難しくないと考えていました。
しかし、海生エビなど海の甲殻類の多くは孵化後は幼生という姿でプランクトン生活を経て成体へと成長していくため、水槽内での飼育は難しいのだとわかりました。
2013年当時、他者の個人ブログでもスカンクシュリンプやホワイトソックスなど海生のエビの繁殖に挑戦しているものはありましたが成功例をみつけることはできませんでした。水族館での成功例は確認できたものの成功率は低く、非常に手間がかかる様子でした。
「難しいからこそやる価値がある」
「自分が生きている間に何か一つでも世の中でできなかったことをできるようにしたい」
そんな思いで海生エビの幼生育成に挑戦していくこととなりました。
何度も失敗を重ねましたが2015年にスカンクシュリンプの比較的近縁種であるペパーミントシュリンプの育成に成功しました。
今後、手間を減らす工夫や他種の海生エビの繁殖への挑戦、エビとは関係なく自宅のアクアリウムの様子なども記事にしていきたいと思っています。
一応ですがエビの繁殖には常に挑戦しているわけではありません。現状、手間とコストがかかるため経済的余裕がないときはお休みしています。
恥ずかしながら以前にサイトが消失してしまったのはそういった経緯です。
今回は無料ホームページを利用していますので大丈夫だと思います。 (笑)
わざわざ再開設した理由はやはり軌跡を残しておきたいと思ったからです。「どうしてサイトを消してしまったのですか?」と残念に思って下さっていた方から声を頂いたこともあり、三度目の開設となりました。
2020年現在、エビの養殖・ブリード技術は当時に比べて飛躍的に進歩しているものと思いますが、未だに詳しい情報は少ない状況です。少しでも新しい情報が記事にできたらと思います。
業界のものではありませんので知識が乏しくお恥ずかしいですが、あたたかい目で見守って頂けたらと思います。