オトヒメエビ「9/16孵化幼生」の記録

今回は初めてオトヒメエビの繁殖に挑戦しました。

オトヒメエビの繁殖に成功したという記事が意外にも見当たらりませんでしたので手探りとなります。
9月11日にアクアショップにて抱卵したペアを購入し迎え入れ、9月16日に無事に幼生が孵化しました。
抱卵した日がいつなのかわからないので、孵化まで何日間かかったのかはわかりません。勝手な憶測ですが2週間程度ではないかと思われます。
孵化した幼生の数は300匹以上。
用意した設備では過密飼育となってしまうので、一定数を回収して4つの条件の異なる育成槽に分けて様子をみることにしました。

結果は以下の通り。


A槽…10ℓ 循環式 幼生20匹 毎日1割換水 餌はナンクロ(ナンノクロロプシス)、ワムシ(シオミズツボワムシ)
→日齢6日にて全滅。

B槽…10ℓ 止水式 幼生100匹 当初注水 ナンクロ、ワムシ
→日齢1日にて全滅。明らかに過密飼育であった。

C槽…2ℓ 止水式 幼生20匹 毎日換水 餌は当初ナンクロ、ワムシ、孵化翌日よりアルテミア幼生併用
→日齢3日にて全滅。

D槽…0.1ℓ 止水式 幼生10匹 当初注水 餌は初期からナンクロ、ワムシ、アルテミア幼生
→日齢3日にて全滅。少ない水量、エアレーションなしでも3日間は生存できた。


最長、日齢6日という結果になってしまいましたが、わかったことが幾つかあります。

①孵化直後のエビ幼生はアルテミア幼生を捕食できない。
②孵化翌日のエビ幼生はアルテミア幼生を捕食できる。
③エビ幼生はナンクロ+ワムシの給餌のみでも日齢5日くらいまでは生存できる。
上の画像は日齢4日のエビ幼生

今回産卵した親エビが再び抱卵しているので順調にいけば、近く再挑戦できそうです。


ではでは♪

家の海日誌

我が家のアクアリウムを紹介しています。 マリンアクアリウム(海水魚水槽)がメインで、特に海生エビの繁殖及び幼生育成の挑戦を記事にしていきます。

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